01. ナラティブとは

02. ナラティブアプローチとは

03. ナラティブアプローチが職場にもたらすメリット
ナラティブアプローチを意識した対話が職場内に増えると様々な利害の対立が解消する可能性があると言われています。

例えば、「上司は自分の考えを理解してくれない。」と悩みを持っている部下がいるとします。その悩みの根底には「自分が正しいのであって、上司が間違っている。」という考えがあります。
これでは自分の正当性ばかりを主張しており、関係はさらに悪化してしまう可能性が高いです。
ナラティブアプローチを意識した対話において部下は上司の話を聴くとき自分の正当性や先入観を手放し、上司の話を受け入れ、上司も部下の思いを受け止める努力をします。
このような対話を重ねることで相手の立場や考えの背景を理解することができ、関係性の改善の第一歩となります。


対話が少ない職場においては各人が目先の仕事に追われ、内在する複雑な問題に目を向けないことから、仕事がスムーズにいかなくなることがあります。
その違和感を覚えながら原因を放置している状態であるため、打開するためには「違和感の正体」を対話により突き止める必要があります。
こうした対話により、課題が発見され、職場環境の改善につなげることが出来ます。

ナラティブアプローチを意識した対話が浸透することで従業員間での接点が増えます。
それぞれの立場や置かれた状況を相互に理解した上で力を合わせ、課題に向き合えば以前とは違う視点のアイデアが生まれる可能性があります。




04. ナラティブアプローチのポイント
ナラティブアプローチをする場合は次の3つのポイントを抑えましょう。


ナラティブアプローチに欠かせないのが、「傾聴」です。
上司と部下の場合は上司として「傾聴」することで部下のドミナントストーリー(思い込んでしまっている、ネガティブなストーリー)を聞き出します。
もしここで、最後まで話を聴かず途中でアドバイス等を始めてしまうと、正反対のアプローチとなってしまうため、注意しましょう。
上司は傾聴して部下の中のドミナントストーリーを集めていくことが必要になります。


次に上司は問題点を外在化させ、部下自身が問題と客観的に向き合えるようにします。
単純に上司として部下にアドバイスをするのではなく、質問することで部下が自分自身の中にあるドミナントストーリーをあらゆる角度から考えられるようにし、ポジティブなストーリーに置き換えます。

最後にしっかりと上司部下で「話し合う」ことが重要です。
上司は部下と対話することで部下の中にあったドミナントストーリーが前向きなストーリーとして書き換えられていくのを促します。





05. ナラティブマーケティングとは
ビジネスにおける「ナラティブ」には、「ナラティブマーケティング」というものもあります。
ナラティブマーケティングとは、顧客自身の物語にアプローチしていくマーケティング戦略の事です。
顧客それぞれが語るストーリーにアプローチした手法であり、企業と顧客のコミュニケーション方法です。
従来は作り手や売り手側のストーリーで商品を販売していましたが、具体的にはどうやって作られたのか、高品質の材料である開発に何年かかったか等の情報を商品の販売に活用する手法です。
これに対してユーザーの物語を想像することでそこにどんなベネフィットを付加できるのかということを訴えていくのがナラティブマーケティングです。
その企業や商品、サービスと接した顧客自身が創造する物語にアプローチすることで今までは企業主体で発信するのみであったコミュニケーションを、顧客一人ひとりを主役にしたコミュニケーションに置き換えることで、共感を増幅させることができます。
日本では、まだあまり見られないマーケティング手法ですが、世界的に注目されつつあります。
06. ナラティブマーケティングのメリット





07. まとめ
ナラティブアプローチやナラティブマーケティングを行うことで今まで改善できなかった社内の問題解決や、企業イメージの向上・業績の向上につながるかもしれません。 是非実践してみてください。
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