01. コーチングとは?意味や定義
コーチングとは、目標達成のための手法です。
相手との対話や質問などのコミュニケーションを通してモチベーションを上げたり、相手の内面にある答えや実力を最大限に引き出し、目標達成に導くことを指します。
コーチングは、もともと「コーチ」という言葉から派生したもので、語源は「馬車」という意味を持っています。
昔の馬車の役割は「大切な人を望む場所まで送り届ける」ことから、これが派生してコーチングは「人の目標達成を支援する」という意味で使われるようになりました。


近年ではビジネスにおいてもコーチングは多く用いられています。
ビジネスにおいてコーチングを用いることでモチベーションを引き上げ、能力を最大化させることができるとして注目されているのです。
企業の研修や人材育成にもコーチング型マネジメントとして使われています。


02. コーチングの活用場面や得られる効果
コーチングの活用場面や受けることによって得られる効果は以下の通りです。

また、以下のようなメリットがあります。



03. コーチングに必要なスキル
コーチングを行うにあたって、必要なスキルが3つあります。
・傾聴
・質問
・承認


傾聴とは、相手の話を聞くときに相手の立場に立って相手の気持ちに「共感」しながら理解しようとすること。
また、相手と信頼関係を構築するために、耳や目を使って相手の姿勢や表情などからも何を考え、感じているのかを読み取ることが重要です。
もし話の中に否定的な意見を持ってしまうような内容があったとしても相手の事を否定せず、なぜそのように考えるようになったのか、背景に「肯定」的な関心を持って聞く必要があります。
一般的なカウンセリングのように「人の話を聞く」「答えに直結するような質問をする」のではなく、相手のすべてをそのまま理解することがポイントとなります。
そうすることで、「相手も心を開くことが出来る」「コーチとの関係性を築くことが出来る」ようになります。

傾聴の後はクライアントに質問をします。ここでの目的は、クライアント自身の問題や課題について自分自身で新しい気付きを得てもらうことです。
なぜなら、人というのは他人からの指摘を素直に受け入れることが難しく、逆に自分自身で気づいた問題点については素直に反省をし、改めていくことには比較的抵抗がないからです。
そのため、自分で気づかせることでその問題について克服の動きを取りやすくなります。
質問におけるポイントは、「はい・いいえ」でしか答えられない「クローズド・クエスチョン」で質問するのではなく、自由にこたえられる「オープン・クエスチョン」で質問をすることです。


承認とは、傾聴や質問によって見つけたクライアントの長所を言葉や態度でほめたりするスキルの事です。
そうすることで、クライアントのモチベーションを上げることが出来ます。重要なのは、しっかりと態度や言葉にして伝えることです。
なぜなら、人は意外と自分自身の良いところやうまくできた点については気づきにくく、「当然」と思ってしまうことが多くあるため、「誰でもできる、当たり前の事ではなく、あなただからこそ出来た」と伝えることで、クライアントが自分自身の能力に気づくことが出来るのです。
識学の評価制度についてはこちらの記事に詳しく記載しておりますので、是非チェックしてみてください。
→評価制度の基本!正しい作り方を徹底解説|NG事例も紹介





04. コーチングに必要な資格







05. コーチングを行うデメリット
コーチングは前述のような効果をもたらしますが、デメリットも存在します。それは、「効率が悪い」という点です。
まず、コーチングは効果が出るまでに時間がかかります。コミュニケーションに多くの時間を割くため、結果が得られるまではかなりの時間を要します。
そのため、コーチングを初めてから効果がでるまでは長い目で見る必要があるのです。
また、コーチングは1対1でのコミュニケーションを通して行いますので、新人社員の集合研修など、一度に大人数を相手にすることはできません。
よって、コーチングのデメリットは「効率が悪い」ことがあげられます。
06. まとめ
いかがでしたか。コーチングは人材育成に有効であるため取り入れる企業が増えてきています。 しかし、前述のように効率に関してのデメリットもありますので、他の方法とうまく併用しながら活用してみてください。